【マグネシウム欠乏への対処法】
注意点;花が散ってからの葉面散布は、収量性にあまり効果がありません。花が散る前までに散布を実施してください。
★イギリスのMg資材は、Mgが10%含まれています。それを0.5kg/20L/10aを散布すると50g/10aのMgを投下することになります。それを2回実施するのでイギリスでは、葉面散布で100g/10aのMgを散布することになります。結晶硫酸マグであれば、0.2kg/100L/10a【500倍希釈】で、32g/10aのMgを投下できます。それを3回葉面散布すればイギリスとほぼ同量を散布することが出来ます。Mg%濃度の薄い資材を使用する場合は、回数を多くするなどの対応が必要です。
マグネシウム欠乏症は、北海道で予想以上に出ています。収量が上がらない圃場では、これが1つの原因になっているかもしれません。マグネシウム欠乏発生の有無に関わらず、未然に予防するためにマグネシウム資材の葉面散布を開花前から実施することをカルビーポテトは推奨します。特に、土壌中のカリレベルが高い圃場や前作がビートなど残渣物の中にカリを多く含む圃場には、特にお勧めです。
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★予防的処置;Mg資材の散布タイミングの目安
【こんな圃場には、次回防除時に散布してください!!】