2012年3月19日
症状;
*茎の白い部分の中にある黒い斑点が黒あざ病の病斑です。
発生要因;
対策;
*黒あざ病の発病を防ぐには、種子消毒が大事です。
馬鈴薯の栽培中に見られる病障害;『黒あざ病』についてご紹介します。
黒あざ病に罹ると欠株となり、収量減の原因になります。種子消毒や出来るだけ黒あざ病に罹りにくい環境で植付を行なうなど、植付に向けて黒あざ病対策を検討してみてはいかがでしょうか。
イモの表面に黒い菌核(鼠の糞状)を作る(写真1)が、見栄えは悪いが腐敗はしない、被害はむしろ、このイモを植えて、イモから出る幼芽に黒褐色の斑点ができ、腐る。(写真2)その後、2次、3次芽も侵されて欠株になる。やや低温で萌芽が遅れたときに発生しやすい。(写真3、写真4)