2024年度の馬鈴薯疫病プログラムです。防除プログラムは、疫病予防のために、当社が推奨する薬剤とその散布時期などをまとめたものです。
昨年から変わってる点は以下の6点です。
・6月下と7月上のゾーベックエンカンティアSEとリライアブルフロアブルの順番を入れ替え
・7月中(5回目)のゾーベックエンカンティアSEを削除(耐性菌リスクのため)
・7月中(6回目)のフロンサイドSCをプロポーズ顆粒水和剤に変更(フロンサイドの連用防止)
・7月下(7回目)カビナイスPZを追加(シモキサニル剤の選択肢を増やす+夏疫対策)
表「殺菌剤の説明」について
・ゾーベックエンテクタSEを追記。性能はゾーベックエンカンティアSEと遜色ないので、
こちらを選択してもOK
・アミスター20フロアブルを追記。夏疫病に効果あり。
日本より農薬に関する規制が厳しい、EUの馬鈴薯疫病に関する研究者団体のEuroblightによる各剤の評価についても併せてご確認ください。
馬鈴薯疫病の初発日を振興局別に算出している、FLABSのサイトも参考になるかと思います。北海道立総合研究機構が運営しているWebサイトです。