生産者の皆様に、まだ茎葉処理をしていない品種(特にキタヒメ・スノーデン)に関して、下記の2点のご協力を頂くことをお願いいたします。なお、定期に塊茎腐敗防止の防除実施および疫病の発生が無い場合、下記①に関して実施は、不要です。
①疫病に対して治癒効果と塊茎腐敗防止に効果のある剤の散布
下記の2剤が治癒効果と塊茎腐敗防止に有効な剤です。
<塊茎腐敗及び疫病への治癒効果のある剤>
ダイナモ顆粒水和剤 (本剤使用回数4回)
【使用倍率;2,000~3,000倍、収穫7日前】
成分1;シモキサニル (部分移行性)
(成分使用回数;4回以内)
成分2;アミスルブロム (保護)
(成分使用回数;植付後4回以内)
リライアブルフロアブル (本剤使用回数3回)
【使用倍率;800~1,000倍、収穫7日前】
成分1;フルオピコリド (部分移行性)
(成分使用回数;3回以内)
成分2;プロパモカルブ (浸透移行性)
(成分使用回数;3回以内)
②上記①を実施後、茎葉処理前に塊茎腐敗防止に有効な剤;
ランマン、ライメイ等の散布徹底
*製品ラベルをご確認の上、適切な使用方法をお守りください
各剤の使用回数上限に達している場合や茎葉処理までの期間が短い場合は、担当フィールドマンへご相談ください。
③茎葉が完全に枯凋してからの収穫
完全の枯凋している状態とは、圃場全体のすべての株が、茎葉の先から、地下茎及びストロンの先まで、株全体が枯れている。(下記の写真参照)